武士道

うまそう

2010年05月11日 22:19

 週末のお天気が嘘のように雨が終日降り注いだ今日は、時間がたくさんできたので読書と、しゃれ込みました。





 新渡戸稲造の「武士道」です。

 この本はわたくしにとって、原点に立ち返らせてくれる、いわゆる「指南書」的な本です。何度も読み返しています。

 この本は今から100年以上前に書かれた本で、外国人に日本人とはどういう思想、道徳観を持っているのか知ってもらいたいというところから書かれたそうです。

 グローバル社会と言われ、世界を相手にする経済大国としての日本ではありますが最近、道徳観という観点からは首をかしげる記事や事件ばかり新聞紙面を飾っています。この本が書かれた明治時代、急速に広がる国際化の波の中で海外においての日本の位置づけ、比較検討した結果改めて日本という国はどのような国なのかと言うことを考える動きがあったそうです。そういった背景の下、世に出されたそうです。

 今の社会は、そういう意味で言えば「自分の国とはどういう国か」を考えるいい機会なのかもしれません。そして日本人として原点に立ち返り自分には何ができるかを考えるだけでも良いのではと思います。

 キャンプのマナーからでも良いですよね、スタートは・・・とわたくしは思います。

 いろいろ、えらそうに語ってしまいました・・・ご容赦を。


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