沖縄カヤックツーリング・その2

うまそう

2012年02月28日 18:27

沖縄カヤックツーリング、緊張と不安とが入り混じるいつもの感覚・・・いよいよ始まります。





ちなみに前回のレポはこちら・・・
長文です。よろしければお付き合いくださいませ・・・
とまりん(泊港)から「フェリーけらま」に乗船して慶良間諸島・渡嘉敷島に向かいます。約1時間ほどの旅・・・天候は曇り、風も吹いているようですが発券してくれたので大丈夫そうです。





クルーソー(コックピット・ポッド)には標準でホイールが付いてきますが、ウィスパーは別売り。メーカーオプションのそれは、ちょっと華奢な感じで小径ホイール、(フェザークラフト)専用ということで購入は検討中、普段からキャンプに使用しているカートを使いました。バンドック・アルミキャリーカート50です。



積載重量50kgで丈夫、折りたたむとウィスパーにも収納できます。あとで気づいたんですが、カインズホームでも「オリジナル商品」ということで取り扱っていて価格もネット販売価格同じくらい。色は黒一色なんでバンドックより落ち着いた色を求める方にはいいんじゃないでしょうか?低価格(3000円弱)なのに良い仕事してくれています。ただ、造作は「お値段なり」なんでカヤック内に収めたい場合は、アルミ部分のバリ取りはしたほうがいいでしょう。

乗船して、定時の10:00に出港です。閑散時期ということもありガラガラ・・・ちょっと寂しい。

港を出てしばらくすると船が大きく上下左右に傾きます・・・結構揺れるな・・・荒れた海には強いほうではないため、船外に出てなるべく遠くにある島など見て(酔っ払わないように)過ごします。

▼1時間15分ほどで渡嘉敷島上陸です。



泊まる予定のキャンプ場は阿波連地区にありますので、港とは山をひとつ越えた向こう側。村営バスがあると情報を得ていた(約15分ほど)ので探していると「どこまで行くの~」と大型タクシーの運転手さんが声をかけてきました。ちょっとファットな、おかあさん。

行き先と料金を聞くと、バスよりも安く送ってくれるというのでお願いすることにしました。

阿波連に向かいながら運転手さんがガイドしてくれます。乗客は地元のおばちゃんと、わたくしたち二人だけ。
「よく来たね~波が4~5mって聞いてたから欠航すると思ってたよ~」
「!、どうりでよく揺れたわけだ・・・」
「高速船はすぐ欠航だったよ~」

「あそこがトカシクビーチね~」



そうそう、ここもキャンプ地候補でした。きれいな海が目の前にあります。

・・・そんな取り留めのない会話を交わしながら、途中おばちゃんを下したあとキャンプ場のサイト脇まで送ってくれました。村営バスならこうは行かなかったでしょう、ありがとうございました。

「管理人の方は・・・」
「そのうち、おじさんが回ってくるから大丈夫だよ~」
と、とってもアバウト。

▼とりあえずテントとタープ、カヤック2艇を組み上げて近くを散策することにしました。



タープは新幕(?)ヒルバーグタープ10XP

阿波連ビーチはすぐ目の前。近くに離島(はなりじま)が見えます。エメラルドグリーン色の浅瀬が遠く広がっています。展望台を挟んでもう一つ小さな浜があり、対岸の阿嘉島、安室島、座間味島を望むことが出来ます。波は相変わらず高めで、風も吹いています。

▼阿波連ビーチの湾は比較的静かだったので離島まで漕ぐことにします。



この離島、別名を「シブがき島」と言って昔のアイドル「シブがき隊」の胸像があることで知られています。

軽く漕いだ後サイトに戻り、夕飯の支度をしているとおじさんがやってきました。「今の時期は閑散期なので事務所にはだれも詰めていないから勝手にやってくれ」と、やっぱりアバウト。炊事場と外灯、コンセントの電源はここだから自由に使ってね!と教えてくれました。(一人500円)砂浜もそうですが、とてもきれいなサイト。ゴミ一つ落ちていないことにちょっと感動しました。

▼阿波連のスーパー新垣商店(朝7時~夜9時まで営業)は釣具から食料品まで大体揃ってます。



オリオンビールを購入してサイトにてささやかな宴を催すこととしましょう。いよいよ明日は安室島だ!・・・つづく




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