とりあえずキャンプでしょう。

梅雨時期だって怖くない～とリビングシェルでカム交換。



アンドリュースN3です。

まずはエンジンを開けるため、タンク、キャブレター、マフラー、ステップ等々を外します。

アウターロッカーカバーを外します。



０４モデルからアンブレラバルブが新しいものに変わっているのが分かります。

インナーロッカーカバーを外すとプッシュロッドがフリーになります。



この状態でロッドを外せばカム交換は出来るのですが、せっかくなのでピストン、バルブ等のカーボン除去を行おうと思います。

開けてみると・・・



そこそこ付いていますねぇ・・・塗料剥離剤に手伝ってもらってはがしましょう。塗布してしばらく置きますがその間にカム交換に取り掛かりましょう。


カムカバーを外すと・・・



カムシャフトにご対面・・・若干オイルが出ます。（約２００cc）ノーマル状態のカムの配置、向きを新しいカムで再現し、間違いがないか確認します。

新旧の対比を。



高さは余り変わりない感じですがデュレーション（作用角）は広いので変化が期待できそうです。


それでは、インストール！



見た目変わんないですね(^_^;)カバーして元に戻します。


ピストンのカーボンは取れたかな～



ご覧の通りピカピカ。きれいに取れました～


・・・このあと、バルブのカーボン除去、摺り合わせ、ヘッド研磨等々作業したのですが画像が無い～がっかり・・・とり忘れて作業してました。

外したのとは逆の順序で組み付け。規定のトルクを守って締めていきます。なんとかかんとか、１日で作業は終了し翌日は天気が良かったので試運転に出かけました・・・

まずは始動です。あ～ドキドキしますね、カムは間違いなくセットできたんだろうか？プッシュロッドも間違いは無いだろうか？・・・不安が各所を想起します。セルスイッチを押すと「ドド～ン」とあっけなく始動・・・とりあえずホットした瞬間(笑)

しばらく暖気して、試走に出かけます。お～エンジンが軽く回ります！トルク感も若干増えたかな・・・アクセルレスポンスが良くなり、簡単に回転数が上がっていきます！

ただ問題も発生。CDI変更でレブリミットは６５００rpmになっていますが、リミットに達する前に一回もたつき、少し待ってから回転が上がっていく症状がでました。「これはもう一回キャブセットしなおしかな・・・」と考えたのですが、ふと思いつくことがありマフラーの芯を外したところ、もたつきは解消され気持ちよくリミットまで回ってくれました♪気持ちい～(笑)

しかし新たな問題も発生…芯を外すことで爆音になってしまった(;ﾟロﾟ)・・・近所に迷惑を掛けられないし、最近は年とったせいか爆音にはイマイチなんで、困ったなぁ・・・静かでパワーを生かせるマフラーって無いですかね・・・