2014年11月11日
夢だったロングトレイル・5(最終回)
2014年10月18日
夢だったロングトレイル・5
5日目 朝日小屋テント場~ 9月20日
翌朝。いつものように3時半起床、食事を済ませ撤収。
4時半に出発、朝日岳に向かう。曇り空だが明るくまずまずの天候だったが、霜が降りていた。
こういうとき木道は滑りやすいので足元に注意しながら歩く。
慣れてきたのか、歩くという行為に体が反応するように思う。日常の出来事のように「歩く」ことがパターンとしてインプットされたようだ。

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翌朝。いつものように3時半起床、食事を済ませ撤収。
4時半に出発、朝日岳に向かう。曇り空だが明るくまずまずの天候だったが、霜が降りていた。
こういうとき木道は滑りやすいので足元に注意しながら歩く。
慣れてきたのか、歩くという行為に体が反応するように思う。日常の出来事のように「歩く」ことがパターンとしてインプットされたようだ。

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2014年10月16日
夢だったロングトレイル・4
4日目 天狗山荘~ 9月19日
翌朝。いつもより遅い4時起床、すでにパッキングは済ませておいたのでゆっくりめ。
自炊は本館から出て売店兼食堂にて。外に出ると昨日までの風は収まりそよ風程度、空は満天の星空…でも寒い。
引き戸を開けて真っ暗な部屋に入ると、土間で寝ている人が・・・
前夜、ツェルトでテント泊していたが風で潰されおまけに寒すぎて、スタッフに断り避難してきたという。確かに寒かった。夕方、山荘の前に常時流れている水場には薄氷がはっていた。

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翌朝。いつもより遅い4時起床、すでにパッキングは済ませておいたのでゆっくりめ。
自炊は本館から出て売店兼食堂にて。外に出ると昨日までの風は収まりそよ風程度、空は満天の星空…でも寒い。
引き戸を開けて真っ暗な部屋に入ると、土間で寝ている人が・・・
前夜、ツェルトでテント泊していたが風で潰されおまけに寒すぎて、スタッフに断り避難してきたという。確かに寒かった。夕方、山荘の前に常時流れている水場には薄氷がはっていた。

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2014年10月12日
夢だったロングトレイル・3
3日目 五竜山荘テント場~ 9月18日
この生活にも慣れ、いつものように3時半起床、食事をして撤収作業。
しかしこの日は朝から濃いガスに包まれてテントはビショビショ…
ソウロは意外に結露しやすい。出入り口の反対側の天井部に換気用の開口部でもあれば、かなり違うと思うのだが。
いくらコーティングしていても濡れたテントは重くなる。平場のキャンプのように乾燥させてから畳みたいが早出の必要な登山では、そうも言ってられないのが現実。他の荷が濡れないようにしてパッキング。
それでは今日も歩きますか!
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この生活にも慣れ、いつものように3時半起床、食事をして撤収作業。
しかしこの日は朝から濃いガスに包まれてテントはビショビショ…
ソウロは意外に結露しやすい。出入り口の反対側の天井部に換気用の開口部でもあれば、かなり違うと思うのだが。
いくらコーティングしていても濡れたテントは重くなる。平場のキャンプのように乾燥させてから畳みたいが早出の必要な登山では、そうも言ってられないのが現実。他の荷が濡れないようにしてパッキング。
それでは今日も歩きますか!
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2014年10月11日
夢だったロングトレイル・2
2日目(冷池テント場~五竜山荘テント場)9月17日
翌朝。まだ暗い午前3時半、腕時計の目覚ましが小さく鳴り、起床。
眠りについたのが早く、途中何度も寝ては起きを繰り返し(目をつぶって横になっているだけ?)正直、睡眠がしっかり取れているか謎であったが起き上がり、朝飯を食べ、片付けてパッキングして冷池のテント場を後にする。
4時半。頭上は満天の星空…ヘッドランプを灯しながら歩き始める。暗い中での山行はあまり経験が無い。
熊避けのラジオを鳴らしながら明かりを頼りに歩を進めて行く…
ふと前を見上げると布引山に至る手前に明かりが見えた。先行者がいたのだ。
なんだか少しホッとした…

長文です。 続きを読む
翌朝。まだ暗い午前3時半、腕時計の目覚ましが小さく鳴り、起床。
眠りについたのが早く、途中何度も寝ては起きを繰り返し(目をつぶって横になっているだけ?)正直、睡眠がしっかり取れているか謎であったが起き上がり、朝飯を食べ、片付けてパッキングして冷池のテント場を後にする。
4時半。頭上は満天の星空…ヘッドランプを灯しながら歩き始める。暗い中での山行はあまり経験が無い。
熊避けのラジオを鳴らしながら明かりを頼りに歩を進めて行く…
ふと前を見上げると布引山に至る手前に明かりが見えた。先行者がいたのだ。
なんだか少しホッとした…

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2014年10月08日
夢だったロングトレイル・1
ちょっと前に歩いた記録。
いきなり上司から1週間の休みをもらい(いつものこと)、以前から暖めていた計画を実行することに。
それは「栂海新道を経て日本海まで歩く」ということ。
過去いろんな方が歩き、その話を見聞きし憧れていたルート。ようやく実行できると思うとわくわくどきどき。
しかも「1週間」ももらえたなら距離は伸ばせるだろう。
考えた結果、大町・扇沢からスタートすることに決めた。
今までの山行は停滞も含めて最大3泊4日までだったので計画では自身初となる5泊6日のロングトレイル。
テーマは「道を歩く」ということ。登山スタイルは色々で、以前はピークハントばかりの登山だったが、オヤジになったせいか道端にある植物を見て楽しむ気持ちの余裕が出て、歩くこと自体の楽しみも知った今日この頃だ。
どちらかといえば「登り」が好き。心臓に負担を掛けないゆっくりとした山行を楽しむことにしよう。
今回も単独です(笑) 続きを読む
いきなり上司から1週間の休みをもらい(いつものこと)、以前から暖めていた計画を実行することに。
それは「栂海新道を経て日本海まで歩く」ということ。
過去いろんな方が歩き、その話を見聞きし憧れていたルート。ようやく実行できると思うとわくわくどきどき。
しかも「1週間」ももらえたなら距離は伸ばせるだろう。
考えた結果、大町・扇沢からスタートすることに決めた。
今までの山行は停滞も含めて最大3泊4日までだったので計画では自身初となる5泊6日のロングトレイル。
テーマは「道を歩く」ということ。登山スタイルは色々で、以前はピークハントばかりの登山だったが、オヤジになったせいか道端にある植物を見て楽しむ気持ちの余裕が出て、歩くこと自体の楽しみも知った今日この頃だ。
どちらかといえば「登り」が好き。心臓に負担を掛けないゆっくりとした山行を楽しむことにしよう。
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